こんいろのブログ

ハロプロ関連の記事が主。後は将棋と猫を少々

横山玲奈動画


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com

だーさく 同棲

編集

亜佑美がさくらにぼそっと言う、

「帰り、おごるから夕ご飯一緒に食べない?」
さくらは珍しい事もあるもんだと、
「はい。いいですよ」

さくらは、どうせラーメン屋だと思ったら
こぎれいな洋食屋だった。

さくらはフォークを置くと、
「石田さん、なんかお話があるんでしょ」

亜佑美はうなずきながら考えていたが、

「その今住んでる部屋、安いのが取柄だったのに
値上げするって。で引っ越ししようと思うの」 
「はい」

「それで、あの、その~」
「もちろん、引っ越しのお手伝いしますよ」

「一緒に住もう」 

「はあぁぁぁ??」

「一緒に住もうよ」 
「同棲ですか?」

「何言ってんのよ。同居よ。どうせ越すんなら
良いとこに越したいじゃない、それにはお金がかかる。
だから二人で住んで半分こすれば節約出来る。
それで同居を提案してるの」

「嫌です!」

「そ、そだよね。私なんかと住むなんて嫌だよね」
下を向く亜佑美

「違います。お金のために私と同居すると言うのが嫌なんです。
本当の事を言って。私と同棲したいからなんでしょ」

「言わないとダメ?」
「言うの」

「小田ちゃんと」 
「さくら。と言って」

「さくらと一緒に住みたい。同棲したい!」
「わかりました」

めでたく同棲する事になっただーさくだけど、

「事務所には何と言うの?」
「言うもなにも小田と同居する。で良いんじゃない」 
「ですね。でもメンバーには?」

「内緒。ポロっと喋っちゃうのがいるからね」 
「いますね」
掲示板に『だーさく同棲』ってwが五十個は並ぶスレが立つ」
さくらは大笑いする。


だーさくは仲良く一緒に不動産屋をまわる。

「この部屋なんか良い部屋だよね」
「わあー良い部屋ですね」

「ちょっと郊外だけど、吉祥寺も近いし
二人で住むには丁度いいよ」

「なんか、私達結婚前に新居を探すカップルみたい」
「なんか照れるね?小田ちゃん」
「さくらと呼んで。石田さん」

「石田さん。は止めてよ」
「じゃあ、亜佑美さん」
「さくら」

 

「ふくちゃん、私引越しする事にしたの」
「そうなの」

「それで、同居する事になったの」
「へえ誰と?」 
「その、小田ちゃんと」
「えええっーーーーー?!」

「リーダーだけには言っとこうと」
「その、なんで小田ちゃんなの?」
「二人で折半すれば節約出来るから」

「そう。でもなんで私じゃないの?」
 聖は首をかしげながら言った。


次のオフの日にだーさくは一緒に新居を見に行く
事になった。

「同居する事ふくちゃんだけに言ったの」 
「はい」
「なんで小田ちゃんなの、私じゃないの?
って言われて困ったの」
「困りますね」

「ふくちゃんは、あの豪邸の実家を出るのは反対されるのに
決まってる。と言ってたけど」
「そうですね。お嬢様だもんね」

「さくらはどうなの?」

「石田さんと一緒だからと両親を説得しました。

亜佑美さん、なぜ譜久村さんで無くて私なんですか。
譜久村さんの事好きなんでしょ」
「言わないとだめ?」
「嫌ならいいですよ」

「ふくちゃんの事は好きだし、尊敬してる」
「はい」
「絶対喧嘩はしない。でもそれまでの仲だと思う。
さくらとは喧嘩すると思う。でも乗り越えて行ける」

「わかります」

駅で待ち合わせて新居を見に行く事になった。

亜佑美は昨夜はよく眠れなくて、
寝過ごしてしまう。あわてて飛び起きて
支度も早々に部屋を出て、なんとか約束の時間に間に合う。

待ち合わせの駅でさくらの来るのを待つ。
しかし、1時間2時間過ぎてもさくらは来ない。
メールをしても返信が来ない。電話をしても出ない。

亜佑美は辛抱強く駅で待った。ついに3時間がたった。

先に新居に行ったのかと思い、かなり歩いて行ってみたが
さくらの姿は無かった。
亜佑美は部屋の外に座り込んだ。

また駅に戻る事にしてさくらが来てるかもしれないと
必死に歩いて大汗をかいて駅に着いたがさくらはいない。
メールの返信もないし、電話も出ない。

ついに5時間が立った。もう来ないと思い、
駅を出てとぼとぼと歩き出す。絶望感に打ちひしがれる。
きっと、思い直して私なんかと住むなんて嫌になったの
だと思うしかない。

思わず前も見ないで走り出す。

ガツン!と電柱に額をぶつけて、激痛に座り込んでしまう、
その痛みより、さくらに裏切られた事が悲しくて、
涙がこぼれ落ちる。

足音がして、誰かが肩に手をかけ、
亜佑美さん」

顔を上げるとさくらが居た。

「小田っーーーーーーーあっ!?」

そう叫んでさくらに抱きついた。
亜佑美は声を上げて泣きながら、
「嫌になってもう来ないんじゃないかと・・・」

さくらは亜佑美を抱きしめながら、
「そんな事ありません!」

「だって、だってだって5時間も待ったんだよ!」

さくらはハンカチで涙を拭いてあげると、
「何処の駅で待ってたの?」
「ひがしこがねい駅」

「やっぱり。私は『しんこがねい駅』って言ったでしょ。
中央線の武蔵境で乗り換えないといけないのに
そのまま真っ直ぐに東小金井に行ってしまったのね」

「し、新小金井?!」

さくらはうなずいて、
「私は西武多摩川線新小金井駅で待ってて、亜佑美さんは
JR中央線東小金井駅で待ってたら、一生会えないわ」

「もう何処にも行かんといて!」

そんな亜佑美を強く抱きしめながら、
「私は何処にも行かないから安心して。
何だか眠れなくて、珍しく寝過ごしてしまったの。
あわてて家を出たから、スマホを忘れたの」

ようやくだーさくの同棲生活が始まる。


「譜久村さん、最近石田さんと小田さん変じゃないですか、
よそよそしいし、あまり喋らなくなった気ぃしまへん?
同棲してるくせに」

「はーちん、同棲って誰から聞いたの?」
「皆言ってますよ。メンバーも二人に気ぃ使って
妙にぎくしゃくしてるし、私も」

 

だーさくは新居に帰ると、

「もう隠すの止めません?」
「だってさー」
「皆知ってますよ」
「えー、さくら言ったの?」
「言いません」
「じゃあふくちゃんかな?」

「もし、メンバーの二人が同棲してると聞いて
黙ってられますか?正直」
「うん自信無い」
「でしょう。こういうのは自然にわかるんです」

「皆話しかけないし目をそらしたり、
隠すから皆との関係がぎくしゃくするんです」
そだねー

 

「譜久村さん!二人が手を繋いで来ましたでー!」
「そう。良かったじゃない」

昼休み、
「譜久村さん!あの二人が作ったお弁当持ってきて、
仲よう食べてますぅ!」
「良いんじゃないの」


手を繋いで新居に帰っただーさく。

「良かったですね。皆とも自然に話せるようになったし」
「良かったね」
「今度は私達の番ですね」
「何が?」
「同棲一週間なのにまだ一緒にお風呂入って無いじゃないですか」
「だってぇ恥ずかしいもん?」

「一緒に入れば節約出来ますよ」
そだねーーー!」

続く

 

この作品は完全なるフィクションです。

登場するアイドル達は作者の妄想によるもので

実際のアイドル達とは一切関係がありません。

明日には続きを投稿した後、削除する予定です。

 

meiberu.hatenablog.com