若菜はかみこの事を常に頭の隅で気遣っていた。そしていつもかみこを見ていた。その時は目を離して、 「夏祭り 手を繋ぎ 花火を見上げて~♪」と歌っている時、 突然頭の中で「若菜ー!」とかみこの声が響いた。見るとかみこが猛烈な速さで近づいて来るのが見…
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