こんいろのブログ

ハロプロ関連の記事が主。後は将棋と猫を少々

アイドルは悪魔の子供 続編

 

若菜はかみこの家にお泊りする事になった。

かみこは若菜に、
「先にお風呂に入りなよ」
若菜はうなづいて浴室に入った。

若菜がバスルームでざっとシャワーを浴びていると、
浴室に誰かが入って来る気配がした。

かみこが若菜に声を掛けて来る。
「お湯加減はどお?」
「良いみたい」

「若菜・・・私も入っていい?」
少し間があいて、若菜が言った。

「いいよ」

がらりとガラス戸を開けてかみこが入って来た。

背中をむけてシャワーを浴びている若菜に、
シャンプーとリンスが入った洗面器を置くと
かみこは若菜を包み込むように抱きしめる。

身長165以上あるかみこが、150以下の若菜を
上から被さるように抱きしめると、ぬるめのシャワー
せいか少し体が冷たいようなので、
「すこし冷えてるよ。お湯で暖めるといいわ」

かみこはひょいと若菜を両腕で抱き上げてバスタブに
入ると膝の上に若菜を乗せる。

後ろから腕をまわして抱くと、こつぶだけど形の良い
若菜の乳房に手が触れる。

その手を自分の手でおさえていた若菜はその後、
体を捻って向き直ると両腕をかみこの首にまわして
強く上体押し付けて来る。

かみこの腕が自然に下がり、若菜のぷりっとしたお尻の
下に手がまわり持ち上げる格好になる。

そのせいで若菜の胸がずり上がって二人の乳房が密着して
つぶれるようになる。

若菜がかみこの首にまわした腕に力を込めたので
お互い鼻が触れるほどになって見詰め合う。

そしてお互いの唇が強く重なり合う。
そして若菜の舌がかみこの口内に侵入して来て
かみこの舌を捕らえると舌を絡めて来る。

その若菜の行為にかみこは最初は戸惑っていたが、

もちろんかみこだってママの小鳩と一緒にお風呂に入り
その後の前戯としてのお互いの官能を高めるための
行為を行っていたのだけど、考えてみれば、
若菜はすでに25歳の大人の女性に違いないのだから
不思議では無いのだけど。

ようやく唇を離した若菜にかみこは、
「若菜には好きな人がいるの?」

若菜はかみこの瞳を見詰めながら、
「アイドルは一応恋愛禁止なのよ」
「でも、もう卒業したからOK?」

「卒業する前から好きだったわ」
「誰なの?メンバーのひとり?」

若菜はうなづきながら、
「かみこの知らない先輩なの。かみこの加入する前に
卒業したリーダーよ」

「今も付き合ってるの?」

「その人は卒業してから故郷の北海道へ帰って
それからは会っていないの」

「そうなんだ」
「伊勢さんというメンバーよ」

 伊勢鈴蘭・松本わかな

かみこは加入するまでアイドルなんてほとんど興味が
無かったので、その彼女の事は知らなかった。


小鳩は居間でテレビを観ていた。
しかし、かみこと若菜が一緒にお風呂に入った事は
わかっていて、それが気になりテレビの音は全く
耳に入って来ない。

時々かみこや若菜のおしころしたような声が聞こえてくる。

やがて浴室のドアが開く音がして二人が出て来る気配がした。
小鳩は立ち上がり、そっと居間のドアを細めに開けて見る。

かみこが小柄な若菜を軽々と抱き上げて自分の寝室へ
運ぶ姿が見えた。
二人は、バスタオルを身体に巻いただけの姿だった。

小鳩はそっと居間のドアドアを閉めた。


続く